上空連打谷口

星守る犬の上空連打谷口のレビュー・感想・評価

星守る犬(2011年製作の映画)
3.5
犬の演技力が凄い映画ランキング第1位

夏の北海道。林の中に停められたワゴン車から中年男性と犬の遺体が見つかる。市役所福祉課の男は、この遺体の関係に興味を持ち、彼の辿った道を巡る旅に出る。

辛すぎる。
正直犬が大嫌いな自分だけど初めて犬に寄り添いたくなるほど、切なくて苦しくなった。
西田敏行さんと1匹の犬の、悲しくも愛のある旅の跡をたどる中で、自分の過去や人間の儚さを学ぶ。

犬が持つ人間を信じる純粋な心が、世間の冷たい人間達との対比で、物凄く温かく深いものだと感じた。

ラストの中村獅童さんがコンビニは倒産したけど、港で一生懸命働いている姿が良かった。