このレビューはネタバレを含みます
【 ココはどこ、ワタシはだれ 】
ぶっ飛びアクションの連発で終始面白い。
その原因のほとんどは、ひとりの方にある。言わずと知れたジャッキーアクション、ジャッキーチェン。本作でもとにかく圧巻で、いくら強調してもそれは言い足りない。どこまでスゴいんだと観ていて笑ってしまう。結局最後まで銃を使わないのもセクシーだった。
ストーリー・脚本も素晴らしい。ジャッキー・チェンとの掛け合わせでそれはより完璧なものに。アフリカでの民族との同化、薬草による解毒。オランダで超絶アクションが展開されたロケ地。
あと忘れてはならないのが、山本未來さんの存在。日本人の活躍というのも嬉しいし、やはり美しい。クールでもあった。英語堪能、凄腕ドライバーとして大活躍。ジャッキーとの共演も嬉しい。
エンドロールは、作品の(ジャッキーの)NG集。これも温かさと面白さで顔が綻んでしまう。本当に、最初から最後まで面白い傑作だった。