hokuto

チキンとプラム 〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜のhokutoのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

2022年129本目 3月13本目
チキンとプラム 〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜[3.7]
Poulet aux prunes/CHICKEN WITH PLUMS(2011)/92分/U-NEXT
監督:マルジャン・サトラピ/バンサン・パロノー

【感想】
好きではない女性と結婚した音楽家の男性が、妻に大事なバイオリンを壊されて自殺を決意し、その死ぬまでの数日間と過去に好きだった女性との思い出を振り返るような話。
ファンタジーなおとぎ話みたいな雰囲気。でも、お話自体はそんなに軽くない。
主人公も結構自分勝手で気持ちの拠り所がない。

【ストーリー】
大切な愛器を妻に壊され、死ぬことを決意した天才バイオリニスト。人生の最期を前にして彼の脳裏に去来するさまざまな想いを哀切かつコミカルに綴ったファンタジードラマ。

天才バイオリン奏者のナセル・アリは、ある日、何より大切な愛器を妻に壊されてしまう。幼い息子を連れてはるばるよその地へ出向き、名器のストラディバリウスを譲り受けたものの、やはり長年慣れ親しんだ愛器の代わりとはなりがたく、すっかり絶望した彼はこの世を去ることを決意。人生最期の8日間のカウントダウンが始まる中、彼の脳裏を、子どもたちの今後の将来像や、かつての悲恋の思い出など、さまざまな想いが駆けめぐる。
hokuto

hokuto