dieBananaSuki

ゴースト・ハンターズのdieBananaSukiのネタバレレビュー・内容・結末

ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

最高すぎる
私の好みドンピシャ
かなり濃い世界観に、全体的にゆるゆるで、ユーモアに溢れた本作が私は大好きだ
アドベンチャー大作映画への批判的な目線があるからか、全部の展開がはずしの連続で、その果てにある面白さにたどり着いている
すごい
主人公でいちばん強そうだけどいちばん活躍しないカートラッセルに、サイドキック的な立ち位置なのにめちゃくちゃ強い相棒、無駄にかっこいい動きだけして活躍しない雷使い、破裂した奴などキャラクターがみな愛らしいし、それぞれが個性的な活躍をする。だから面白い
途中の謎の演舞の時間も最高。圧倒的無駄で洗練された動きを見せられているのに、めちゃくちゃゆるゆるな雰囲気になってるからよくわからない面白さがある
それに世界観もいい。オカルトにオリエンタリズム、カンフーが混ざって猥雑な感じがほんとうにたまらない。
個人的に、本作はこの奇妙な面白さがたまらない。
他では味わえない感じなので、何度も見たくなる。そんな作品。
素晴らしいとしか言いようがない。