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GANTZ: PERFECT ANSWERのmatchypotterのレビュー・感想・評価

GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)
3.7
これはこれで良いと思う。
もう原作がこの先もかなりとんでもないことになるわけで、とても収集つかない話になるわけで。
原作もどこに着地するのかわからないような話だったわけなので、それをここで難着陸でも不時着でもとにかく1つの結論にまで辿り着いたことを褒めたい。

二宮、松ケン、田口トモロヲ、本郷奏多、吉高由里子、夏菜に続き、後編は山田孝之、綾野剛、伊藤歩などなどまぁ今や若手俳優から一皮も二皮も剥けてる一線級の役者がまぁ次から次へと。しかも、みんな動ける。ある程度特撮やCG技術を使ってるにせよ、かなりキレてる。
今回は銃よりも剣術が多くて動きが多いので、前編よりも動きが多く、迫力が違う。
ただ、人数も多くて、後編は核心に迫るドラマ要素もあるので、少々溜めも多い。早く撃てば良いじゃん、と言いたいところも多々あるけども、そこはグッと堪えて彼ら彼女らの迫真の動きと絶え間ないアクションとドラマを観ていけば決して飽きることはない。

この黒服星人との戦いを1つの区切りとして、あれこれあるけど、なかなかぶっ飛んだ原作を狙いを定めたエピソードをなるべく矛盾がなく、二宮、松ケンを中心に話を広げすぎないように、という配慮が垣間見れる。

原作は原作、映画は映画、として、割り切って観れば、この豪華な役者の皆さんの素晴らしい演技と動きも含めてかなり楽しめる作品。

だと思うの。これはこれで良いと思う。
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