クリストファー・ランバート主演の時空を超えるファンタジーアクション第三作で監督は前二作を手掛けたラッセル・マルケイからアンドリュー・モラハンに交代。
前作のことは無かったことになり（？）日本要素も盛り込みつつ第一作の世界観を踏襲する原点回帰的な内容で、CGも90年代中盤になるとあまりチープではなく敵役のマリオ・ヴァン・ピープルズもビジュアルや演技共に頑張っている感じはしますがお馴染みのチャンバラや子供を車に乗せて時に幻覚を見せて暴走する所をはじめとするアクションはパワーダウンな印象は否めず。日本の描写も変な所は有りますが案外ヘンテコまで至らず、荒唐無稽な魅力を持つ今シリーズならば兜被った戦国武将が襲いかかってくる位までやって欲しかった所。
終盤でマリオが上半身と下半身を切られ、上半身だけ動いて下半身と繋げる所はユーモラスで一番印象的だったかもしれません。その辺りで流れるBGMがモトリークルーの「Dr.Feelgood」そっくりなのも必見（？）
