トニー賞を受賞したアラン・ベネットの舞台をキャストそのままに映画化した作品。
シェフィールドの「品のない」秀才たちが個性的な先生たちとオックスフォードとケンブリッジを目指していく大学受験物語。
とにかくザ・演劇!感がすごい。飾られた言葉とジェット機ばりに飛んでくる知的な人名、引用、そして延々と続く会話。
舞台上でみると面白さが際立つのかもだけど、それをそっくりそのまま映画にとなると、現実味というか、その場にいきいきと生徒たちがいる感じがあまり伝わらなくて少し残念だったな〜。
教育に対する価値観の違いを表面化するような作りに感動したし、ドミニク・クーパーとサミュエル・バーネット(ダークジェントリーの主役)がハマり役で情熱を感じた。