土偶

ローラーとバイオリンの土偶のレビュー・感想・評価

ローラーとバイオリン(1960年製作の映画)
4.0
幼い頃の容赦ないピアノの先生を思い出した(黒歴史)。

タルコフスキーが盟友コンチャロフスキーとの共同脚本で作り上げた中編ドラマ。学生時の卒業制作とあり、バイオリンを習う少年サーシャと暮らすアパート前で整地作業をする青年の交流を描いたもの。

サーシャの楽譜カバン、整地作業をするローラー、同僚女子のスカーフ、わんぱく坊主のセーター、ツナギのインナーシャツ…そこかしこに散りばめられた赤い色が忘れられない。
やっぱりこの映画にはすでに水たまり。


セルゲイが待ちぼうけになる映画館のポスターのデザイン、もっとクローズアップで見たかった。
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