ローラーとバイオリンの作品情報・感想・評価

『ローラーとバイオリン』に投稿された感想・評価

本作は、タルコフスキーの第1作とされているが、57年に「殺し屋」というヘミングウェイ原作の19分の作品がある。全ロシア国立映画大学時代の作品。でも、公式に発表した作品ではないので、「ローラーとバイオ…

>>続きを読む
Juzo
4.5
卒業制作でこの完成度は凄い。
この時から既に水への拘りを感じられる。
konaka
3.5
この映画の45分の中で、主人公の少年は確実に成長していて、観るたびにそれを間近で感じられて嬉しい。一方で、大人になるということは子ども時代を失っていくということでもあって、その喪失感も毎回感じる。
1329
-
悲しい。人はこんなにも幼い頃から現実逃避を始めてしまうものなんだ。こうして大衆は現実へ帰り、アンドレイ・タルコフスキーは理想へと歩んでいくということなのか。
煙
4.0
序盤、少年が階段を降りていくのをいろんな角度から映す。少女とりんご。多くの端正なショット。鏡。自転車の呼び鈴を放る手が映っていたのだが、あれはカットすべきショットなのではないか。
baobab
-
最後は現実なのか妄想なのか 希望も込めてハッピーエンドであって欲しいな
このレビューはネタバレを含みます
・後の象徴的SFの嗜好を垣間見せながらも、緊張と緩和、ストーリー性があり面白い。
りんご、赤、女の子、水面、鏡、鳩みたいな印象の羅列が面白い。水を越えたり、水面が揺らいだり…鏡の像にフォーカスした先のエンディングも綺麗。
おじさんと少年
音楽教室へ行く少年が帰ってくるまでのドラマ
いじめられ、気の合うローラーに乗ったおじさん
草村
-

DVDを持っているが、リバイバル上映で劇場で観れたので嬉しい。
いじめられっ子でお坊ちゃんな少年と労働者の青年が仲良くなる話で、なんてことはない物語だけどとても心引かれるものがある。タルコフスキーな…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事