ローラーとバイオリンの作品情報・感想・評価・動画配信

『ローラーとバイオリン』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

そもそもなんでインテリの子供がこんな治安悪そうなところに住んでるんだ?という疑問はあるが…
前半ぼけーっと見てたけど鉄球ぶつけて建物壊す場面、それ見て目を輝かせる子供の姿から一気に物語が華やぐのが素…

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ゆ
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このレビューはネタバレを含みます
途中までずっとローラーという人を探してた、、

ローラーとバイオリンはこの時代では交わることがない物同士であるものの、交わったことにより魅力を増す、人間もそうなのに、それを妨げるのが大人という

このくらい短いと楽しみやすいからありがたいです。 煌めく水の幻想的なアップショットが、先生の声とともに引いてただのグラスに張った水になる表現が印象に残りました。象徴はよく整理され、タルコフスキーにし…

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このレビューはネタバレを含みます
しっとりいい!りんごの演出やでてくる人の所作が最高。水たまりに映る。揺れる。鏡の中の世界。交流。最後の夢想の中で二人!歳が離れてるとか関係なしに何かが通じ合った二人がいい!

卒業制作とはいえとにかく凝ってる。ズームじゃなくて執拗にドリーを使ってたり、建物の中から引きで撮ってみたり、俯瞰だったりローポジ寄りで撮ってみたりとワンカットも無駄にしないぞという意気込みを感じる。…

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ぴよ
5.0
ベスト・オブ・タルコフスキー。
ミゾグチ的クレーン・ショット。

子供と猫が出てきたので星5です
タルコフスキーこのときは猫派だったんかなあ
この作品でもお母さんは出るけどお父さんは出ない…… 少年にとってはローラーのお兄さんが父親代わりだったのかもしれないね

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Nao
3.5
音楽家少年と労働家セルゲイとの交流を描く。大学の卒業制作で作られて既に才気溢れる。『赤い風船』に影響を受けたとされ、先人のソ連映画のリスペクトも感じる。
い
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バイオリンを弾いている少年サーシャと、ローラーで整地作業をしている労働者の青年セルゲイの交流。タルコフスキーの作品(処女作)なのにストーリーも演出もシンプルで分かりやすい。でもすでに廃墟や鏡のモチー…

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タルコフスキー作品とも言えるキャラの哲学的思想一人語りがなくて観やすい 間の引き伸ばし方に既に片鱗は垣間見えるけど
鮮やかな色の使い方、モチーフのカットの連続、館の中を移動する少年をシャンデリア越し…

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