このレビューはネタバレを含みます
良心(consciousness)がテーマの映画。
父から貰った指輪を売り、父にロックをかけ文字通り父という鎖から逃れ、真実と良心に向き合おうとする少年。
私個人は良心とは環境によって育まれるものなのか、それとも生まれながらにして内に存在しているものなのかとても考えさせられた。
ダルデンヌ兄弟のインディペンデント第1作目。描写力と心の捉え方の旨さは既に健在している。
主役のイゴール役のジェレミーは後に
ある子供ー青年役
少年と自転車ー父親役
とダルデンヌ兄弟の作品で多数登場しています。