この映画は「1996年」公開の映画なり。
この頃の歴史を見ると
1990年ドイツ統一
1991年ソ連崩壊
1993年EU設立
それがヨーロッパの現状。
フランスは1996年に
徴兵制が撤廃され、核…
社会問題を、生焼けのままに構造(社会問題)として扱うのではなく、個人の風景に引き寄せながら、実存(個人の切実さ)へと昇華させてこそ、暗喩(メタファー)や象徴(シンボル)を通して、その語りに僕たちの心…
>>続きを読むイゴールが抱きつくシーンは、親を求めていた。
イゴール親子の間にもそりゃ愛はあるが、その愛は法を犯すことで成立している。不法就労ビジネスを強いる社会が憎い。
ダルデンヌ兄弟の作品を見てると、ベルギー…
ダルデンヌ兄弟作品、4夜め。
これも面白かった。
真実を明かすまでの物語なんだろうと思って見ていたら全くその通りだった。予想通りの展開で取り立ててどんでん返しもないのだけれど、イゴール少年の葛藤と不…
◆あらすじ◆
15歳のイゴールは不法就労の斡旋を行う父に従って暮らしてきた。ある日、不法就労者のアミトゥが仕事中に足場から落ちて重傷を負ってしまう。イゴールは病院へ連れて行こうと思うも父はアミトゥを…
イゴールは父親に逆らうことはできないんだけど、これは暴力だったりの一方的の支配ではなくある種の共依存的関係というか、そこの描写の積み重ねが素晴らしかったな。指輪のプレゼントとか。タイトルにもなってい…
>>続きを読むラスト付近の緊張感。
メガネを失くして鎖に繋がれた父親の視点を想像するに、息子を見つめながら何にもピントの合っていない映像が思い浮かぶが、ダルデンヌ兄弟お馴染みの被写界深度が浅く登場人物にのみピン…