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女は二度生まれるのiwashiのネタバレレビュー・内容・結末

女は二度生まれる(1961年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

しとやかな獣 に続き川島雄三監督作品視聴2作目。

芸者の小えんは節操なく男をつまみ、世をゆらゆら生きる。

同時進行で進む中途半端な男関係と生き方が、妾相手の死をきっかけに次々精算されてく様は美しく流れるようだった。

ラストシーンにかけて、女は二度生まれるというタイトルが存在感を増していくのがたまらない。

不意に訪れるラストカットも、え!?、と思うと同時にそのキレのよさに唸ってしまう。

相変わらずかっこいいカットが多い。
牧さんとの初会話、連なる柱をバックにしたカットはそこに至るまでのカメラワークも含め痺れた。

映画のことはこれくらいで、今回新たに好きな役者を認識した。

矢島役の山茶花 究 さん。
同監督しとやかな獣、他小津監督作品等で観てはいたが今作品、矢島役。
寿司屋での振る舞いや、外車から身をのりだしともこに声をかけるシーンなど、すごくかっこよくて痺れました。

山茶花 究 さん作品チェックしていこうと思います。


以下、視聴中メモ


筒井さんと午前5時
風呂屋いいねえ
女の人って買い食い好きね
芸者小屋
法律で春も売れない
あなたと私は恋人
お前さんのタバコの吸い方は色気がないねえ
こえんちゃんほっぽられる
箱根帰り、牧さんと初会話
柱をバックに話すカット、美しい、ため息がでる
寿司屋、矢島は粋でかっこいい
おっとこれは生理現象だ
焼き芋かい?色気のない
急なクラシック
シャコ甘いのつけますか
自家発電ばかりじゃつまらない
ぶんちゃんと熊手
野良犬と路地
密告
ももちよさん改め
こーちゃんと映画
ヘビーペッティング女学生
筒井センセのお妾に
こーちゃんとお遊び
ペッティングだけよ笑
屎尿
ぶんちゃん婿入り
縁は異なもの味なもの
収束へ加速
こえんねえさん、夏の夜はみじこうございますよ
筒井さん亡くなったか
本妻襲来
できた娘さんだこと、けなげ
牧っ
あ、かわいそうともこさん、ひどいね牧さん
ホントに牧さんそう言ったの?
筒井さんの墓
それじゃあおとうさん、さようなら
こーちゃんと
雪の積もってる山さえみれれば俺ご機嫌だ
うーわ、ここでぶんちゃんと
ほうっ、こーちゃんに時計あげるか
全てを精算していく
時計はあげたよね、いい笑顔
喧騒から駅は静寂へ
終わるんだあ、ここで…
素晴らしいね
出入口の奥にみえるともこ、なんともいえん音楽、この素晴らしいラストカット
iwashi

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