スギノイチ

革命前夜のスギノイチのレビュー・感想・評価

革命前夜(1964年製作の映画)
3.2
タイトルからして史劇かなと思ったら、現代左翼青年のモラトリアム劇かい。
「イデオロギーは僕にとってバカンスだった」

退屈な実験映画だったデビュー作『殺し』に比べて、トリッキーな演出もマッチしていた。
若き叔母を演じるアドリアーナ・アスティの魅力も炸裂。
吸い込まれそうな目、ザ・コケティッシュ。
『月曜日のユカ』の加賀まりこを思い出した。
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