ロサンゼルスの高級ホテルで弁護士のターロウが何者かに殺害される事件が発生。彼と会っていた女性キャロルが事件を目撃していた。彼女と接触した検事補のロバートは殺し屋に狙われながらも特急列車に逃げ延びる。しかしここでも殺し屋の魔の手が忍び寄るサスペンスアクション映画。
良い意味で一昔前の日曜洋画劇場で放送されていそうな作品。重すぎず軽すぎず、エンタメ感もしっかりありながら展開するサスペンス劇。殺人事件の目撃者である証人の女性を救うべく、1人の検事補が逃げながらも戦いを挑む内容。
その検事補ロバートにはジーン・ハックマン。見た目ベテランの検事補でアクションとは無縁のように見えるけど、殺し屋相手に善戦を繰り広げていて、「いやいやあんた強すぎやん」と突っ込みたくなるほど。笑
冷静に見なくても主人公側も殺し屋側もドジすぎ。特にラスボス(?)の最期なんか今まで見てきた映画の中でも屈指の「???」と疑問符だらけ。笑
それでも山小屋が襲われてのチェイス戦。からの列車内に舞台を移しての攻防は心理戦も加わり結構見入っていましたね。クライマックスの列車の屋根でのバトルもCG無しのスタント。生身を張ったアクションなので見応え有りです。
1時間半という短い時間であっという間。有名作ではないですが、気楽に見れるサスペンスという印象でしたね。