Jumblesoul

縛り首の木のJumblesoulのレビュー・感想・評価

縛り首の木(1959年製作の映画)
3.5
ゲイリー・クーパー晩年の主演作。金鉱もの西部劇で、医師役。金鉱堀役のカール・マルデン、呪術師(?)役のジョージ・C・スコットが共演。
実質的に後半の主役になるヒロイン役のマリア・シェルがいい。寂しそうな表情をする場面が実に可愛い。役と同じく実父がスイス人なので、遠いヨーロッパから西部にやってきたレディ役にぴったり。
クーパーはさすがに年を取りすぎているから、ヒロインの恋愛対象としては無理がありすぎるが、クーパーなら許せるか。
カール・マルデンのサイテー男ぶりも見事。エンタメ西部劇の隠れた逸品で、実に面白かった。
Jumblesoul

Jumblesoul