クリスマスにラブストーリーみるならこれ、とみんなが言いそうな映画。
何組かの登場人物たちのストーリーがクリスマスに向けてそれぞれ展開されていく中、こんなところに接点が…！？と意外な形で話が繋がっていく。私が認識できているくらいには登場人物が有名人で豪華。
空港で始まり空港で終わるこの映画。久しぶりの再会を喜びハグをする、笑顔の人が代わる代わるたくさん映るラストシーンは冒頭と似たようなシーンなのに気がつけば涙腺が緩んでいる。
All I Want for Christmas is Youも忘れてはいないけど、Christmas Is All Aroundも劇中何度も聞いて頭に残った。Love Is All Around が原曲。この映画のタイトルもLove Actually is All Around にしてくれたなら英語音痴も和訳に迷走せずに済むのになと思った一方で、原題のかっこよさと邦題の訳さない潔さがこの映画のテーマをいっそう引き立てているのだなぁと。
相方は新婚さんと新郎の友達の三角関係が1番好きらしい。私はビリー・マックとマネージャーのジョーが1番好きだな。他の登場人物との関わり方がテレビに映った姿やラジオを通して、というのも面白かった。ジョアンナに恋した小さなサムがセクシーサンタたちに囲まれて歌うビリーをテレビで見てドラムの練習を始めるのなんか可愛いしおかしい。そういえば空港でピンチの時も全裸のビリーがテレビ越しにサムを助けてくれたっけ…
