「用心棒」の続編。痛快アクション時代劇。
「桑畑三十郎」改め、「 椿三十郎」。
若侍たちを助太刀するため立ち上がる。
緊張と緩和のバランスが完璧。シリアスな話ではあるが、全体にユーモアがある。浮世離れした奥方と箪笥の捕虜がいいアクセントになっていた。
一度見たら忘れない名決闘シーン。抜刀前、無言で向かい合う三十郎と室戸半兵衛。あの張り詰めた空気感は、三船敏郎と仲代達矢でなければ出せなかったと思う。痺れた。
お歯黒
「あなたはギラギラとして、まるで抜き身の刀のようね。でも、本当にいい刀はきちんと鞘に入っているものですよ」
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