まめだいふく

ファンハウス/惨劇の館のまめだいふくのレビュー・感想・評価

ファンハウス/惨劇の館(1981年製作の映画)
3.0
 「神さまは見てなさる」

 カーニバルでダブルデートを楽しむ4人の男女。その中のアホな一人がファンハウスというお化け屋敷の中で一晩明かそうと提案し、屋敷内で身を潜めていたが、そこで殺人事件を目撃してしまう。更にはアホな奴のせいで隠れているのがばれてしまい、挙句の果てにそのアホが事務所からお金を盗んでいたことが発覚。たった一人のアホのために窮地に陥ってしまった若者たちは、殺人犯の手から逃れて、無事に屋敷から抜け出すことができるのか……。

 なんだか全然怖くなかったな。惨劇が起こるまでが長すぎるし、一人、また一人……と犠牲者が出る展開も、残酷描写が皆無でさほどハラハラしない。
 オープニングの『サイコ』っぽいシーンで無駄に乳出してるヒロインの弟が、姉を追ってカーニバルにやって来たことから、こいつは何かやってくれると思ったのに結局なんてことなかったし、ちょっと残念な内容だった。
 殺人犯の素顔が露呈するシーンがピークだったな。

 ところで、あの奇形牛は本物なのかメイクなのか。
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