HitomiAizawa

狂った夜のHitomiAizawaのレビュー・感想・評価

狂った夜(1959年製作の映画)
2.5
まるでフェリーニ映画のどんちゃん騒ぎが連続した様な映画

自堕落な若者を描いているが、脚本がパゾリーニなので酷いシーンが満載かと覚悟したが、それほどではなくてホッとした。

ピエロ・ピッチオー二の最高な音楽に、ジャン=クロード・ブリアリが出ているのも嬉しいけども、女優が美しい!

エルザ・マルティネリやアントネッラ・ルアルディ(まさにイタリアンビューティ💕)極め付けはミレーヌ・ドモンジョ!
彼女はやっぱり別格でした。

冒頭のエルザさんとアントネッラさんの美人台無しの口汚い喧嘩にポカーン😶笑

ギャバン×バルドー『可愛い悪魔』にも出ていたフランコ・インテルレンギ(アントネッラさんとご夫婦)というハンサムな俳優さんは、『靴みがき』に出ていた少年だったと分かり驚きました。

イタリアのこの時代の貧困もなかなか酷いなと思わずにいられない作品でもありました。

ともあれ、金はなくても心は錦でありたいネ💡
HitomiAizawa

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