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テルマ&ルイーズの100shimoのレビュー・感想・評価

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)
3.5
あまりにも有名なラストシーンのおかげで、観たことあるのかないのか、分からなくなった作品。
最後をどう捉えるかによって評価が決まる映画ですね。
ふたりが解放されたと考えると、なんだかいい話のように思えますが、ハッピーエンドで終わりではないような気がしますね。
ただ、映画としてはこれで良かったんでしょうね。
90年代にアメリカン・ニュー・シネマをやったことには意義のある作品だと思います。
散り際の美学とでも言いましょうか、ひとつの価値観に殉ずるみたいな美しさはあると思います。
こういう作品を若く多感なころに観ていると、単にカッコいいで終わってしまいますが、もう少し上手く生きられないものかと思います。
ブラピはまだ線が細いですが、いい身体していましたね。まあ、クズ野郎でしたが。
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