華

テルマ&ルイーズの華のネタバレレビュー・内容・結末

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

見逃してなければなんですが、ルイーズがただの一度も「あんたの為に」という言葉を言わなかったのが本当に良かったな、と……
どこまでも責任を自分で負う姿が格好良かった。やっていることはそれはもちろん駄目なことなんだけれど。

テルマのあのお気楽さというか、あんな事あったのにもう次の男…?!え!?という戸惑いと驚きはあったけど、全編通してあの性格がストーリーに変化もたせてたなと。
なのであ〜そんなんさ〜って思った通りのことが起きるのでまあそうだよね、と笑

あとは最後の「痛めつけられっぱなしの女なんだぞ!」というハル刑事の言葉にハッとした。
彼ならきっとわかってくれたんだろうけど、ふたりにとってはあの結末が最高の旅の終わりだったんだろうなあ。あのまま自由に行けたらいいよね。いい終わり方だった。
華