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テルマ&ルイーズのろーたすのレビュー・感想・評価

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)
3.9
女性らしい暮らしぶりの枠組みを超えた、吹っ切れ女子のロードムービー。
ハメを外すという表現では足りない程ぶっ飛んだ成長を見せるテルマ、男に屈しない芯を持ち続けるルイーズ。この2人の凸凹感が絶妙で、道中の酒場やモーテルの廃れ感も良い。

ラスト以上に個人的に印象的なのがタンク車を爆発させるシーン。
女性らしくワンピースを着て、レイプされてしまう被害者側だったテルマですが、ドクロのプリントTを着て拳銃を構えるまで様変わり。
最初のドライブシーンはお姉さんキャラのルイーズを焦点にしたアングルで会話が進んでいましたが、後半のこのシーンではテルマが手前にいて、焦点も彼女に合っていました。この構図の変化もこれから観る人には是非注目して観てほしい!


あと、ブラピがイケメン過ぎるのは言うまでもないですかね。そうですね。
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