このレビューはネタバレを含みます
認知症で自分のことを忘れてしまった妻に、自分を思い出してもらおうと過去の出来事を伝え続けるというストーリー。
ノアとアリーが結ばれることは、現在の状況からは簡単に想像できるが、結末は意外だった。でも、よく考えたらその終わり方が1番幸せだと鑑賞後に思った。
というのも、何度自分を忘れられても、諦めずに毎日アリーに語りかける、ノアほどの熱い愛情があるなら、どちらか一方に先立たれてしまったら、この上なく不幸なことだから。
お母さんがアリーに選択を迫るとき、自分の人生は幸せだったと話していたが、目には涙を浮かべていて、本心ではない気持ちを伝えてるのかな、と思った。