生涯をかけてひとりの人を
想い続けることができるだろうか。
ノアという男性からずっと想われた女性、
アリーが羨ましくてたまりませんでした。
ずっと以前から気になっていた作品で、いつか観たいリストに何年も入ったままでした。レイチェル・マクアダムス、ほんとにキュートで素敵な女優さんですね。
そしてノア役のライアン・ゴズリング、タイプの顔ではないのですが(お前に言われたくないって言われちゃいますが)、不思議なことに話が進むとどんどん魅了されていきました!
とある物語を読み聞かせられている認知症の初老の女性が「この後の続きはどうなったの?」と何度も聞きますが、私も同じくそれから?…それから?と引き込まれていきました。
二人の仲を酷く反対していたアリーの母親。遠距離になりノアが出した365通もの手紙を隠していたこの母親の気持ちも、もし10代や20代で観ていたらきっと憎らしいと思うままだったでしょうが、今なら少し理解できる気もします。
読み聞かせをする初老男性の冒頭のセリフが頭に残ります。
"私はどこにでもいる平凡な男だ。平凡な人生を歩み、名を残すこともなくじきに忘れ去られる。
でも1つだけ、誰にも負けなかったことがある。命懸けである人を愛した。私にはそれで十分だ。"
こんな方と出会えたら幸せですね。