火の玉ジョニー

銀座の若大将の火の玉ジョニーのレビュー・感想・評価

銀座の若大将(1962年製作の映画)
3.2
幸せな気分になりたければこれをどうぞ!

しかし一作目と同じ出演者なのに若大将の家族や青大将たち一部を除いて人物設定そのものが変わってる
あのすみちゃんでさえも!!

え?っすみちゃん若大将と初対面かよ
同じキャスティングなのに前作はなかったことに…
おおらかな時代だなあ
これでアリなんだ…

そしてくどきの名ゼリフ
ボクシングの減量で痩せたのをすみちゃんに心配されてすみちゃん恋しくて飯も食えないみたいなことを言っておきながらの

「やさしいなあ…ごめんね、ぼくがやせてるのは拳闘のために減量してるからなのさ…(すみちゃんあ然!さっきのは嘘だったのね!)…でも僕の気持ちはホントだよ(すみちゃん、やや嬉しそう)…そうだ!ぼくの家にこないか」

この手で女心を掴めます?
ああビジュアルありきですか!!そうですね

二作目まで見るとこれは失礼ながら若大将ではなくバカ大将のほうがしっくりくる
やることなすことテキトーでノーテンキ

ヤキモチ焼きすみちゃんは当てつけに危険な目に合いながらも青大将を噛ませ犬に使う
青大将は前作より影薄いわ…可哀想
これあとで再評価されたのわかる
なんたってジョニーも青大将ポジだからなあ

まあなにもかも一作目よりは劣ってるけどこれは加山雄三さんのPVだと思えばおっけー

みんなでこれからスターになる上原謙さんの息子をプッシュしよう!!的な

すみちゃんは相変わらずかわいいけど若大将とお互いなにに惹かれ合ったのか
ああ、ビジュアルですか!!そうですね

ボクシング対戦相手の熊田は毫毛胸毛のケムクジャラでした!ご参考までに