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ホーリー・マウンテンのあーのレビュー・感想・評価

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)
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2021年の始まりは
ホドロフスキー爺ちゃんでした!!
2022年の始まりも...
ホドロフスキー爺ちゃん!!

やべえーッッッ‼️点数がつけられん‼️

唯一無二は5億点。
アートワークも素晴らしい!!
しかし爺ちゃんの中で1番
ぶっ飛んでた。年末から観始めて
爺ちゃんで年越した。

※爺ちゃん案件なので長くなりマス。

冒頭、台詞が一切なく。
「言葉(台詞)」って、その世界を
理解する為にも必要な事だな。と
言葉がある事に対して想いを巡らす。

観て、感じて、考える。も必要だが
言葉のありがたみも感じるのだ。

途中、ウンコ!!が金(ゴールド)に
なった所からようやく台詞がでてくる。
٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ ※錬金術でした

楽して金は得られない。
ウンコを蒸し、その煙を浴びて
大量の汗をかき己が絞り出したものが
やがて金に変わるのだ。

台詞が出てきたが、ぶっ飛びすぎて
全然わからん...。
言葉があってもわからんもんは、
わからんのだ笑
前言撤回٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

永遠の命を得ようと、
師と8人の弟子達は聖なる山へ旅立つ。

その道中では、過去を捨て、
自我を捨て、墓の前で語られる言葉は
あー。良い事言うッッッ!!!!
死生観も考える。

弟子達が旅してると思いきや、
自分も10人目の旅人。

物語は乱暴に幕が引けるー。
しかしそれは乱暴ではなく、
やはりホドロフスキー爺ちゃんの
愛が詰まっている物語なのであった。

ちゃんちゃかちゃん。

で、終われねーっす笑

こっからは特典で語られた
映画もヤバいが撮影秘話もヤバいのお話。

メキシコの教会の前で死体(役)
50人を運搬する撮影していたら、
黒ミサしてる!!と勘違いされて
"教会に対する冒涜だ!監督を殺せ!"
とまじで殺されるかもしれん。と
言われながら撮影完了。爺ちゃん...。

各所にいろんな動物が出てくるが、
動物園の看守を買収した!!と
嬉しそうに語る爺。
閉園したら運搬して
朝にこっそり返す...。ほんとに!?😂

交通整理、演者に警察の服着せて
やらせてた。って...じじいッッッ!!
警察通報される前にそそくさと撮影。
それアカンのやないか🙈

演者は素人さん達ゆえ2ヶ月
爺ちゃん宅に宿泊合宿。
ありとあらゆる経験をさせ、
睡眠は一日4時間...鬼ッッッ笑
※演者には元奥様もいる。

マジックマッシュルームも食べさせ、
幻覚作用の世界にもトリップさせ。

演者の人が、撮影止める"カット"を
切る方のカットと勘違いして他人の
睾丸ハサミで切り落としそうになる。

ビートルズのジョージ・ハリスンが
出演を熱望したが、アヌス*ご披露
せねばならん。に躊躇し断念。
DUNEもピンクフロイドが音楽
やる筈やったのに流れたー。
と、やはりDUNEへの想い入れと
実現出来なかった事への切なさを
感じた言葉で締めくくられた。

それまで嬉々として語ってたのにッ🥺
切ないッッッ😭

いやあ。ぶっ飛びすぎて点数
つけられなかったが、これはまた
再挑戦したいし、また観たくなる
おセンス、そして
やっぱりぶっ飛んでるけど
こういう事が言いたかったのかな?と
今回は人間の"負"の部分が表面には
出てきていたが、最後はそれでも
人間って愛しい。と人間讃歌には
なってるんだよなぁ。

5.0じゃ足りない映画なのかも。

起承転結のわかりやすい映画には
興味ない。って語る爺。

うん。唯一無二だよ!!

ちゃんちゃん。(終)
あー

あー