かちかち映画速報

サイレントヒルのかちかち映画速報のネタバレレビュー・内容・結末

サイレントヒル(2006年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

 ゲーム未プレイ。DbDの三角様ことエクセキューショナーで気になったので鑑賞。

 ホラー映画だと思ってたのに、クリーチャーのシーンは少なめで怖くなかった。むしろ狂信者たちの方が怖い。三角様の出番少なかったから、活躍もっと観たかったなー。虫は大嫌いだからうじゃうじゃ気持ち悪かった。
 恐怖の演出よりも、サイレントヒルとは何なのか、街で何が起こったのか、などミステリー要素の方が楽しめた。千と千尋みたいな神隠し系はドキドキする。
 ただ、イマイチ話が掴めず謎が残る。現実世界とサイレントヒルの時間軸の繋がり、クリーチャーの正体、アネッサとシャロンの関係、など最後まで分からずモヤモヤ。
 アネッサとシャロンは、ドラゴンボールのブウみたいに善悪で分身が生まれたってこと?
 顔のないクリーチャーと三角様の正体って何だったんだ。焼け焦げた人の成れ果て?
 最後同じ場所で家族が会えなかったってことは浦島みたいに時間がズレてるのか、そもそも別世界なのか。うーん、謎が多すぎてストーリーは置いてけぼりだ。

 起伏が少なく、2時間は長く感じた。霧かかったサイレントヒルの街並みの雰囲気は良かったが、探索パートが多くて退屈。現実世界でも捜査してる割には進展してないし。狂信者たちの出番が多く、宗教臭い話になってるのもマイナスポイント。世界観とクリーチャーの造形は良かったが、ストーリーはつまらなかった。