このレビューはネタバレを含みます
オチについて特に説明がなかったので
あれはなんだったんだろうみたいな部分はあるけれど、そこが一層不気味さを引き立てていて怖かった。
本編中ずっと夢の中にいるような、
足場が不安定な感じが最後まで続いたのが怖かった。
霧がかかった静かな街など、静かで不気味な描写がとても上手くて、
顔がめいっぱいでるなどの描写が無くても怖い物語はできるんだと感じさせられた。
また、娘役の女の子の演技がとても上手で素敵だった。
アニメ的で高くて可愛くて、弱々しい印象から、アリッサに乗っ取られた後の気強くて怖い印象になるギャップが最高だった。
アリッサが主人公に抱きついて中に入っていくシーン(?)も、可愛さと怖さが絶妙で良かった。