悠

ニューヨーク1997の悠のレビュー・感想・評価

ニューヨーク1997(1981年製作の映画)
3.3
犯罪率が400%を突破したアメリカ。島全体が刑務所と化したマンハッタン島へ、元特殊部隊員のスネーク・プリスキンが大統領の救出へと赴く。
大胆なあらすじですが、カーペンターの映画は年頃の少年が一度は夢想するようなこういうバカみたいな設定だけでワクワクさせられて好きです。
カート・ラッセルの似合っていない眼帯や、悪役が乗っている変な装飾の施されたキャデラック…。今見るとガジェットはチープだしアクションはもっさりだしで笑っちゃうところも多いですが、アウトローな雰囲気の中に垣間見えるそういうダサいところが魅力的な映画だと思います。
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