死神との対話や、死に直面した人間の後悔などを通して意外と考えさせられる作品だった。
ホラーではないが、雰囲気はホラーっぽい。この映像技術は公開当時はびっくりしたんだろうなと思った。色合いも素敵。
雰囲気はすごく好みだったが、アマプラの字幕がちょっと分かりにくくてもったいない気がした。字幕がもっと良かったらまた違ったんだろうな、、
ある大晦日の夜、シスターエディットは死の床に伏していた。同じ頃、飲んだくれでどうしようもないデヴィッドも喧嘩がきっかけで生と死の狭間を彷徨っていた。
大晦日に亡くなった者は次の1年死神の役をしなければならない、そんな話を聞いていたデヴィッドの前に死神が現れる。
死神によってデヴィッドは過去の自分の行いなどを思い返させられ、シスターエディットとの約束、ぞんざいに扱ってきた妻子、それらの大切さに気づくようになる。
という流れ。
デヴィッドが部屋の扉を斧で壊すシーン、もしかして、、と思って調べたら、シャイニングの元になったシーンだった。このシーンを見るだけでも何となく満足できちゃいそう。