殺人の追憶のshttrdのネタバレレビュー・内容・結末

個人的なメモです。
お話全体はサスペンスを燃料に動いていく。
実際にあった連続強姦殺人事件をもとにした映画。
主人公の捜査の杜撰さ。
ソウルからきた刑事と捜査方針で対立。
何が真実かわからなくなっていく中で、ソウルの刑事でさえも最終的には乱暴な判断をしてしまう。
未解決のまま、時が経ち、再び事件現場に足を運ぶ主人公。どうやらそこに犯人が来ていたらしいことを知る。
最後、カメラに向かって顔を向ける演出。それは映画を観るであろう犯人に対する視線なのか。
なお、現実では何十年も経ったのち犯人が同定され、逮捕の身になっている。
韓国警察の捜査の至らなさなど、当時の組織に対する批判性も含まれている。