名作と評判の韓国映画。ドラマに挿まれるコミカル要素がどうにも合わないのと、いかにもな「展開のための展開」に冷めてしまい、中盤はもう観るのを止めたいと思った位でした。それにもかかわらずクライマックスにはものすごく引き込まれてしまった不思議。特に主人公が容疑者を追い詰めるシーンでバックに映る巨大なトンネルが少しずつ大きく迫ってくるように見える画面は凄まじい圧力で、強く心に残りました。
映像のトーンの使い分けが見事、音楽が美しい、役者の演技もナイスとみなさんの評価もなるほどです。余計なもん省いてもっと短かかったらなぁと思いました。
