ともぞう

殺人の追憶のともぞうのレビュー・感想・評価

殺人の追憶(2003年製作の映画)
3.5
実際に起こった華城連続殺人事件が元になった作品。多くの女性が惨たらしく殺害されているにも関わらず、警察の捜査は現場保存もできず、殴って自供させようとするばかり。これでは犯人は捕まらないだろうと呆れるほどの低能ぶり。
最後のシーンで子供が語る「普通の顔」。犯人はまだどこかで一般人に紛れて存在するんだと思わせるじっとりする怖さが残り、良かった。

華城連続殺人事件
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/華城連続殺人事件

〈あらすじ〉
1986年10月23日、ソウル近郊の農村で、若い女性の変死体が発見される。地元刑事のパク・トゥマンは同僚と捜査にあたるが、めぼしい手掛りは見つからず。2ヵ月後、別の場所で似た手口の殺人事件が発生。被害者の女性はどちらも赤い服を身に着けており、下着で拘束された末に絞め殺されていた。そんな中、ソウル市警からソ・テユン刑事が派遣されてきて、パク刑事と一緒に捜査を開始。やがて有力とみられる容疑者を捕らえたパク刑事にソ刑事は異を唱え、雨の日に事件が起きている点に注目する。
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