ドロシー

地下鉄のザジのドロシーのレビュー・感想・評価

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)
4.0
フランス人てやっぱ変態や(褒めてます)。
すんごくふざけてる演出なんだけど、計算しつくされた構成なのが分かる。ほんでやっぱりおしゃれだから飽きない。本当トリッキーな展開なんだけど不思議と勝手にやってろとは思わない、ザジの魅力か、微笑ましい。
二度と撮り直しのきかない、というか演者スタッフからしたらきかせたくないシーンがてんこ盛りで、はて監督俳優スタッフはどんな心積もりで撮影に挑んでいたんだろうと興味が湧く。
60年代のフランスでこんなコメディ映画があったんだと知るだけでも十分死ぬまでの得にはなる。
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