マルカマーク

地下鉄のザジのマルカマークのレビュー・感想・評価

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)
3.7
あらすじ
田舎からきた少女、ザジ(カトリーヌ・ドモンジョ)はパリで地下鉄に乗るのを何よりも楽しみにしていた。しかし、運悪く地下鉄はストライキを決行中。
諦めきれないザジは、ガブリエル叔父さん(フィリップ・ノワレ)をはじめ、周りの「バカで間抜けな」大人たちを巻き込み、巻き込まれのハチャメチャなパリ観光に繰り出すのだった。


そう、大人はいつもバカで間抜け。
正しい子どもはいつもクールでかっこいいのだ。

ずっとザジでいたかった。
けれど、きっともうバカで間抜けな大人側になってしまったんだな自分は。
もうケツ食らってるしかないのかな…。

いいや!
置いてけぼりにされるくらい最高にメチャクチャでハチャメチャでアーティスティックで、そしてザジの意地悪とかわいい笑顔を観て、ケラケラ笑えれば、それでいい!その魅力がわかれば、この作品を観る価値は大いにあるのだ。

そして、今度の冬は、千鳥格子の帽子被ってオレンジ色のタートルネックを着て出掛けようと思った。
丁度持ってたし。ありがとうザジ。