このレビューはネタバレを含みます
英語の原題『シーズン・オブ・ザ・ウィッチ』に英語で『デビルクエスト』と邦題を付ける勇気。
14世紀。ペストを撒き散らした「黒い魔女」を人里離れた修道院まで移送する命を受けた十字軍脱走兵のニコラス・ケイジが大変な目に遭う話。
依頼主の枢機卿が修道院にある「ソロモンの鍵」って言う祈祷書で魔女の力を無効化すればペストを追い払えるって言うんだけど、檻に入れられてる少女が魔女じゃなくて悪魔憑きだったもんで、旅の仲間6人中5人が殺される始末。ニコラス・ケイジを顔芸もなしに死なせないで欲しいな…。
で、死に際のニコラス・ケイジに少女を守れって言われた修道士見習いみたいな少年カイが、帰途につきつつ、どこにあったのか分からないけどちゃんと服を着た少女がこの物語をずっと語り続ける決意をしてエンドロール。
大事な大事なソロモンの鍵をテキトーに運ぶカイ。お願いだからちゃんと仕舞って欲しい。落とすって。
あと黒い魔女(The girl)が全く少女に見えないのが残念だった。30歳くらいじゃない?キレイなんだけど、ちょっと無理があったと思う。