えれりーな

マンデラの名もなき看守のえれりーなのレビュー・感想・評価

マンデラの名もなき看守(2007年製作の映画)
4.2
差別っていつの時代も必ずどこかに存在するもので、人間が多様である以上なくなることはないと思う。そんな世界でも不用意な差別をなくすためには、その人がどんな人なのかよく考えて心を見る必要がある。マンデラを監視する看守の正義感と責任感が葛藤の狭間に追いやられる、、「仕事」と「正義」。この二つは時々(もしくは大抵)並存しない。白か黒かではない看守の彼の葛藤を繊細に描いている。