Angeprunelle

マンデラの名もなき看守のAngeprunelleのネタバレレビュー・内容・結末

マンデラの名もなき看守(2007年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ネルソン・マンデラやアパルトヘイトに関する映画は
いくつか観てきたので
内容は想定内ではありました✧

ですが観る度に
マンデラの偉大さと強さ温かい心を
強く感じます✧

そして謝らなければならない。

マンデラが居なかったら
今の世の中はきっとない・・・

今、私が外国の音楽を聴いて楽しめるのも
ダンスを観てカッコ良いと思えるのも
笑って声をかけられるのも
COOLでSEXYでHOTだと思えるのも
リスペクト出来るのもマンデラのおかげです♡

特にBLACKMusicが好きな私は
本当に感謝の想いを伝えたい!!!!
ありがとうございます♡

映画の主人公はマンデラの看守✧

何百人と出会っても
なにも変わらなかったりするのに
ある一人の人物と出会って
人生(心)が大きく変化することもある✧

そしてなんか上手く言えないけれど
いつの時代もどこか薄汚れていて
強くて偉そうな人の方が
権力をもちやすいんだなと・・・
いわゆる世渡り上手ってやつですね。

そして本当に綺麗な人は
馬鹿にされたり悪者にされたり
評価されなかったりする。
泣き寝入りすることだってある。

そんな事を思ってしまいました。

いや・・・それが全てとは言わない。
そうじゃない事もたくさんある。
けれど評価されるべき人間が
評価されない悲しい現実を
見てきたのも事実なのです。

けれどマンデラも看守も
そんな逆風に逆らって
逃げず負けず戦った✧
そして打ち勝った!!!!
白人と黒人
囚人と看守
立場は違えど向かう道は同じ。
しっかり通じあっていた✧
その想いが少しづつ伝染してゆく・・・

今の世の中の
普通とされている事も
正しいとされている事も
常識とされている事も
制度や規則も
本当は人間の醜い心や間違った心で
出来上がったものもあるかもしれない。

だから世の中に流されるままじゃなくて
いつも“Question”を持って
自分の目と心で物事を見ていきたい✧

もしかしたらアパルトヘイトの
白人と非白人のように
知らず知らずのうちに
自分が加害者になっていて
何かを苦しめているかもしれないから。

後世を作るのは今生きている私達だから
自分が将来授かるかもしれない赤ちゃんの為にも
マンデラのように責任もたないとなと今感じています。

大きな事は出来ないけど
小さなことから 身近なことから。

自分に少しでも平和な心や
愛と優しさがあるのなら
それを最大限で生かさなければ・・・

面会室で家族と抱き合えた瞬間は
どんな想いだっただろう・・・

看守の家族への脅迫電話は
どれだけ怖かったことだろう・・・
息子さんの死がどれだけ
家族を苦しめたことだろう・・・

逆風に立ち向かう事の
リスクと恐怖と困難。

看守にそしてマンデラに
称賛の意を表します✧
Angeprunelle

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