ペンギン侍

地球へ・・・のペンギン侍のネタバレレビュー・内容・結末

地球へ・・・(1980年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

かなり古い映画だが、いま観られるべき1本だと推したい。

コンピュータ(AI)に管理され、試験管ベイビーによってしか新しい命が生まれなくなった世界。そんな管理された世界で生きる人間まみは、新人類であるミュウを恐れている。ミュウは異分子、だから見つけたら排除する。それは長きにわたる分断のはじまりだった。

ミュウは身体的な欠落を補うため、特殊能力(テレパシー)が使える。人間はミュウのそんな能力を恐れているのだけど、現代でいうところのHSP気質みたいなものに近しいものがあるんじゃないかなと思った。

自分とどこか違うだけで過剰に排除しようとする動きは、差別やヘイトが蔓延している今の世界と重なった。
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