2023/10/26
初めて観た時と一ミリも変わらない輝き 真空パックされた恋愛の喜び
これは、、良いなぁ、、、
タランティーノと出てきた時代がほとんど同じってのが恐ろしい 1994年、「パルプ・フィクション」と同じ年に近しい感性の表現が太平洋の両側の大都市から出てきたことには恐怖すら感じる ショットの美しさもそうだけど、音楽の使い方が良いね
タランティーノのアイデンティティが映画への異常なほどの執着にあるとすれば、この映画から読み取れるのは西洋文化に対する憧憬 でも地に足のついた東洋的な生活に対する温かい眼差しも感じられるのが素敵
タイミングが少しずつズレて一緒になることはない恋心、、みたいなのどうしても好きでたまらない それはジュークボックスの中でCDみたいにキラキラ輝いている
失恋した男性をユーモラスに、でも優しく描いてるのいいよね エモーショナルに叫んでしまいそうなところを、抑制と機知を通して美しいものにしている
主要4キャストが全員素晴らしいのよ......