高麗菜

恋する惑星の高麗菜のネタバレレビュー・内容・結末

恋する惑星(1994年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

初めて見たら、鑑賞後きっとこう思うのではないだろうか??
「結局、何が言いたかったん??」
そう、このよくわからない終わり方。
画面から匂い立つ香港の蒸し暑い空気感、雑多な町並み。
ある人にとっては、何気ない日常が特別な一日になる…かもしれないし、ならないのかもしれない。
本作の制作年は1994年。
自分が自分らしく生きるためにもがく青年たちの群像劇(多少、中二病感アリ笑)ではあるが、
1997年に迫った香港の中国返還という大イベントを控えた当時の香港の若者の"焦燥感"が、クリストファードイルの見事なカメラワークや、BGM使いによって、鑑賞後に更に滋味深く心に染み渡る。

とにかく私は毎度鑑賞しながら、金城武の子犬なような純粋な新人警官の失恋姿にキュンし(北京語も広東語も妙にカタコト感が良い)♡、
謎の金髪の美女の筋の通ったカッコよさに思わずトレンチコートを着たくなり(笑)、
フェイウォンにハラハラしながらも、あんなに大胆に生きたいものだと感心し(笑)、
トニー登場一発目の髪のかき上げ姿に完全KO(あれは、かれの人生最高にイケメンの瞬間を切り撮るってると思う!!!!このシーンだけで白ご飯5杯食べれます)!!!!!!!

あ〜香港行きたいなー!!!!!!!!!
高麗菜

高麗菜