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恋する惑星のmakirakiraのレビュー・感想・評価

恋する惑星(1994年製作の映画)
4.0
“恋する惑星”
なんだか好きで、定期的に観たい欲求に駆られる。観るのは4、5回目かな?

前半後半2つのエピソードに分かれていて、前半の金城武のはあまり好きじゃないんだけど(笑)
それでも色彩マジックにやられて雰囲気に酔ってしまう魅力はあると思う。
缶詰の賞味期限を恋愛の賞味期限とするところもよい。
なんかポエマーというか、乙女発想な感じがイイ。

それよりも大好きな後半のエピソード。
デリで働きはじめたフェイが、常連の警官に恋をする。

普通に考えたら怖い怖いストーカーか住居侵入の犯罪者なんですけどね、フェイウォンが…。

でも彼の中から元カノの面影消したくて必死に掃除する姿とか、わざと彼がお昼ごはん食べてる場所を通るとか、いじらしくてキュートなんです(*´﹀`*)

トニーレオンの方も、彼女に振られて雑巾に話しかけちゃう姿はかわいいし、くわえ煙草でフェイウォンの足マッサージする姿はセクスィーだし、ニコッと笑顔にキュ~ン…

やっぱりかっこいいなぁ、トニーレオン…。この映画で恋をして「ブエノスアイレス」も観たけど、やっぱりこの警官姿の彼がいいと思った私はコスチューム萌えか╭( ・ㅂ・)و

クランベリーズ“Dreams”のカバー“夢中人”もヒットしましたねぇ。透明感あるフェイウォンの歌声が耳に心地よいです。

物語の内容は整合性があるんだかないんだか摩訶不思議な感じだけども、そんなことはどうでもよくて、とにかくそこにある空気の中に漂っていたくなる、そんなお気に入り映画。
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