■「鏡」というアイテムで冥界へ〜💀■
ジャン・コクトー監督が、ギリシャ神話のオルフェウス伝説を1950年代のパリに置き換え映画化〜🎬
オルフェウス伝説に基づき、死んだ妻に会うために冥界へ向かう男の悲哀を描いた。
「決して振り返ってはいけない」という約束。
タブーを破るオルフェ。
このシーンは今でも頭に残っているな〜
同監督の1932年作『詩人の血』にも「鏡」というアイテムが登場するが、本作も「鏡」がキーワード🔑
「鏡」というアイテムが冥界へと続く扉となる。
■コクトー監督のイメージした死の国を体験できる〜💀■
詩人のオルフェが通うカフェに、王女と呼ばれる女性が現れる。
王女はバイクにはねられた詩人セジェストの死体を自分の車に運ぶようオルフェに指示する。
そのままオルフェも車に同乗して王女の屋敷にたどり着くが、王女はセジェストを生き返らせると鏡の中へ消えてしまう。
それ以来、オルフェは王女の美しさにすっかり心を奪われてしまう。
コクトー監督のイメージした死の国への入口、冥界への入り口が「鏡」。
魔法の手袋をすると「鏡」の中へ入っていくことができる。
すると、同監督のイメージする死の世界を体験することができます〜💀
死の世界の王女(マリア・カザレス氏)が美しい〜✨
「鏡」の中の世界へ入り、死の世界を体験できるという設定が、かなり私好みの作品でした〜♡
■コクトー監督のパートナー、ジャン・マレー氏〜♡■
同性のパートナー、ジャン・マレー氏が、詩人オルフェを演じる。
コクトー監督のほとんどの作品に出演した〜
やっぱりそうでしたか〜
芸術的な方って恋愛も美男子同士で美しい〜♡