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赤い靴のcuummaのレビュー・感想・評価

赤い靴(1948年製作の映画)
4.0
バレエ映画の傑作です、リメイクされて色鮮やかになり、題名通り「赤い靴」が映えます。

ストーリーのなかにバレエ舞台が入れ子のように組み込まれており、いずれもアンデルセンの悲劇と上手くリンクされている。踊ることが好きで堪らない少女は、芸術の虜となり身も心も摩耗していく姿が痛ましい。

バレエ舞台は、合成が多用され今見ても美しく、神秘的です。この表現方法は、当時でも画期的だったのではないでしょうか。
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