4nobu

赤い靴の4nobuのレビュー・感想・評価

赤い靴(1948年製作の映画)
4.0
バレエダンサーやその演目の赤い靴というのは只の設定でしかなく、今よりもまだまだ「女性が自分の生き方を選べなかった時代」その不遇の環境を表している作品。バレエダンサーとしての自分と善き妻であろうとする自分との板挟みに葛藤する。ラストシーンの意味はそのどちらでもありたいと願ったと思うと悲しくなるし、どちらかを選ばさられる不自由さに縛られず、もっと自由であって欲しいと感じた。
4nobu

4nobu