カミワザ

赤ちゃんの逆襲のカミワザのレビュー・感想・評価

赤ちゃんの逆襲(2003年製作の映画)
4.0
B級昨品を出し続ける、アルバトロスフィルム配給作品。

建築家を夢見るシモンは、アイデアを盗まれたと思い込み、建築業界の大物ポレルへ講義に。
しかし相手にされないどころか、会社を飛び出たところをポレルの車に轢かれて死んでしまう。
ところが生まれ変りポレルの息子になっていた。
このシモンの生まれ変わりの赤ちゃんが、父親のポレルへの復讐に燃えるといったストーリー。
ぬいぐるみをサンドバック代わりに殴るシーンが愛らしいです。

赤ちゃんが息子を溺愛するポレルを困らせようととんでもない行動を次々起こします。
でも、演じているのは可愛いBabyなので、観ているこっちはひやひやもの。
ほんとにね・・・悪戯の域を超えているんです。
それでも広い心で育児に取り組む父親ポレル。
子育ての大変さを痛感いたします。あなたはエライ!!

ヒューマンコメディでありながら
ちょっと目を覆うブラック(ピンク!?)なシーンも多数有り、家族での鑑賞はお勧めできません。
それでもフランスコメディも悪くないなと思わせた本作。
結末も爽快です♪

因みに本作とよく似た漫画が御座います。
とみさわ千夏の漫画『てやんでいBaby』
こちらはヤクザの組員の生まれ変わりの物語。こちらは腹を抱えて笑えます。
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