いやぁ映画ってほんといいですね

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリーのいやぁ映画ってほんといいですねのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

名作映画の一つ。実話。
内容を忘れてしまったので再鑑賞。

自殺未遂をしたロビン・ウィリアムズ演じるパッチ・アダムスが自ら精神科に入院する。

幻覚でリスに怯える男性ルディと同部屋になり、夜になるとリスが現れてトイレに行けないというルディ。それを見かねたアダムスがベッドをひっくり返し全力でリスを撃ち殺してくれるシーンが笑えるし、人としての優しさを感じられて凄く好き。こういうユーモアな演技をしているロビン・ウィリアムズはもっと好き。

それをキッカケに医師を目指すことを決意。医師からの反対を押し切り、自ら退院する。

2年後アダムスは医大に入り医大生となり、臨床は3年からというのを無視して勝手に大学病院の入院患者と触れ合う。

アダムスは病気で辛い思いをしている患者達を笑顔にさせ苦痛を癒していく。

成績優秀なアダムスだが、病院からは良く思われず、ルールを無視して退学の危機にもなったことも。

3年になり、あることをキッカケに、かつての自分が入院していたときに知り合った患者の建物を借り、行くあてのない人を無料で診療するようになるが。。。


パッチ・アダムスという人物は
誰とでもすぐに打ち解け、心を開かせることができ、困っている人に手を差し伸べ周囲の人間を変えていく。型破りなところもあるが、魅力的な人物。
のちに医師になった彼は12年間もの間無料で1万5000人の診療を行ったとされる。


余談。
俳優の故ロビン・ウィリアムズの代表作ともいえる『パッチ・アダムス』や『レナードの朝』どちらも医師側として病気で苦しんでいる人を救う映画なのに、皮肉なことに現実のロビン・ウィリアムズ自身が病気 に悩み、通院しても原因がわからず、症状の改善もされず苦しみ、闘った。

彼は自ら死を選び死後になって死体解剖によってようやくレビー小体型認知症だということがわかった。パーキンソン病と誤診されやすいらしいとのこと。

もっとこれからも沢山の作品が観たいと思わせる俳優さんの一人でしたね。