福井康之

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリーの福井康之のレビュー・感想・評価

4.8
「名前 ハンター・アダムス、任意入院、自殺癖。」

事実に基づく物語

「人に見えないものを見ろ。恐れとか怠惰で人が見ようとしないものを…新しい世界が見えてくる。」

ハンター・アダムス改めパッチ・アダムスは見失っていた生きる道を入院していた精神科の病院で見つける。そして2年後、ヴァージニア医科大へ入学。

「患者のことを親身に思う医者がなぜ悪い?」

やがてパッチは医学生の仲間や恋人を巻き込んで無料の病院を設立する夢を実現させるため奮闘する。

「不安かい?」
「不安よ、死ぬほど怖いわ。」
「途方も無い話…ルールを無視して"不可能はない"と挑むの?とてもロマンチック。でも知ってる?現実って人を傷つけるのよ。」

パッチはどこにも行く宛のない患者に救いの手を差し伸べる…そんなパッチと共に無料診療所で活動するカリンも彼に次第に心を開くが…。

「212号室のミセス・ケネディ…何も食べない。」
「医学が教えることは必死で勉強して全て学んだ。診断能力にかけては誰にも劣らない自信がある…だが、お手上げ。」
「君は人の心をつかむ天賦の才能がある…僕は君から学びたい。」

パッチは学部長から放校通知書を渡されたことに差別と不正を申し立てて、裁判沙汰を起こす。

「死に人間性と尊厳とユーモアを与えては?死は敵ではない。」
「病気を闘う場での一番の敵は"無関心"です。」
「私はなってみせます。世界一と呼ばれる医者に。」
福井康之

福井康之