ゆかち

レイチェルの結婚のゆかちのレビュー・感想・評価

レイチェルの結婚(2008年製作の映画)
4.0
アン・ハサウェイの演技と美しさが最高すぎました。
レイチェル=主人公だと思ったらレイチェルはお姉ちゃんで妹が主人公。
薬物依存の妹がお姉ちゃんの結婚式のためにリハビリ施設から出てくる所からスタート。
結婚式の準備や裏側、家族のやり取りをじっくり撮ってます。じっくりすぎて長い!と思うシーンもあるけど(特に結婚式のダンスシーンとか)逆に、前日のディナーでのスピーチなども端折るんじゃなくて、個々がしっかり話すから自分も参加しているかのようです(°v°`)
カメラワークがホームビデオ風なので尚更そう感じます。

それぞれが抱える悩みと共にあきらかになる事件が、この家族の溝を更に深いものにしているんだな…取り戻せない時間を背負って生きていくのは辛いよ。。
そんな辛さを支えていけるのも、また家族だけなのに喧嘩や葛藤が耐えなくて…どうしようもないのも分かるから見ていて辛かった(;_;)

ダラダラ見たらつまらない。それぞれの気持ちを汲み取ろうと思って見たら考える部分がたくさんありました。
そして難しい作品見ていつも思うのは、終わったあとにネットなどで他の方の考察を読むと考えが素晴らしすぎて、その考えを知った上でまた見たくなるやつ。
ゆかち

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