Mayu

クリムゾン・リバーのMayuのレビュー・感想・評価

クリムゾン・リバー(2000年製作の映画)
3.1
フランス映画のサスペンス。
大学都市で起きた猟奇殺人事件と、近くの田舎町で起きた墓荒らしの事件。
関連性がなかった事件がストーリーの展開と共に繋がっていく…
的な話ですね。
バラバラのピースが一つになっていくってことで、パズルの様なストーリー展開で話が進めば進むほど面白くなっていきます。
でも初見ではなかなか理解が難しくて何回かチャプター見返してなんとなぁく理解しました。

結構古い映画なんだけど映像とか演出は古さを感じさせない程ですね。

でも、ケンカのアクションシーンがあるんだけどそのクオリティの低さに違和感…笑 キレがない。笑

凸凹刑事モノとしては、相棒シリーズフランスバージョンみたいな感じかな??刑事のコンビものはメリハリがついて面白いですょね。
クリムゾンリバー2も出てるみたいなので見てみたいです。

難しい映画は自分の内容理解の為に自己見解含めた解説とネタバレがあるのでネタバレ拒否の人は以下注意です!!

以下解説兼ネタバレ




大学が優生主義で優秀な近親者ばかりで結婚出産をしてきた。
結果障害児が増え、優生を守るために近くの村の赤ちゃんを病院ですり替えてた。
この事件の犯人はすり替えられた双子の赤ちゃんで1人は大学へ。もう一人は大学教授の娘とすり替えられて村へ。
村で生活してた双子の片割れは、大学の陰謀がバレないように殺されそうになってる所を事故死に見せかけてそのまま生存。
大学側のせいで人生を狂わせられた復習劇ですね。

殺人のネタ明かしと動機はいいとして殺し方が難。
なんで手首落とすの?
なんで目をくりぬくの?

猟奇的に見せる工夫なのかもしれないけど、そこに意味がないと理解できないし本当の意味で怖くない。

イマイチまとまりに欠けるので星3つ!!

こんな人にオススメ!!
優生保護法に興味ある人!!フランス映画が好きな人!!
ジャンレノが好きな人!!相棒シリーズすきなひと!!

です
Mayu

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